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建造物の朽廃及び滅失

家建造物が老朽化により朽ち果てていくことを朽廃と言います。また、建造物が地震などの災害でなくなったり、取り壊されたりすることを滅失と言います。土地を借りて建てた建造物に朽廃や滅失が発生した場合の取り扱い方について、旧法と新法では大きな違いがあります。

旧法においては、存続期間が定められているか、定められていないか(その場合は法定期間が適用されますが)によって、建造物が朽廃して使用に耐えなくなった場合の取り扱い方に差があるのです。存続期間が定められている場合は借地権は建造物が朽廃しても消滅しません。しかし、存続期間が定められていないケースで建造物が朽廃すると借地権が消滅してしまうのです。新法では契約期間終了前に建造物が朽廃した場合、残っている契約期間中の権利は保護されるように変更が加えられました

また、旧法では災害などによって建造物が滅失してしまった場合には第三者に対して借地権を主張することができません。新法では建造物が滅失したとしても、その土地上の見やすい場所に一定の必要事項を掲示して、なおかつ滅失発生から2年以内に建造物の再築を行い登記をすれば、その期間の借地権を第三者に主張できるよう変更されました。